Android スマホのダークモード(ダークテーマ)とは? 設定・解除方法を紹介
Android スマホのダークモード(ダークテーマ)とは? 設定・解除方法を紹介

Android スマホのダークモード(ダークテーマ)とは? 設定・解除方法を紹介

2024.07.16

Android スマホのダークモード(ダークテーマ)とは? 設定・解除方法を紹介

スマホの「ダークモード(ダークテーマ)」は、ディスプレイの背景の明るさを暗くするモードのことで最近では、デフォルトで設定されているスマホも多いことから、「なんとなく知っているけど詳しくは知らない」、「オンオフの仕方が分からない」といった方もいるのではないでしょうか。本記事では Android スマホのダークモードの概要と効果のほか、設定方法・解除方法などを解説します。

スマホのダークモードとは

スマホのダークモードとは、通常の白い背景画面を黒色を基調にした配色に切り替える機能です。 Android 10 以降、標準機能となっており、Android スマホのバージョンによっては「ダークテーマ」の名で搭載されています。この機能は、Android スマホにおいては、デフォルトで有効になっている場合もあります。

ダークモードに対応しているアプリであれば、そのアプリの配色も変わります。最近は、多くのアプリがダークモードに対応しており、黒色基調の画面で利用できます。なお、動画や画像といったコンテンツ自体の色合いは変わりません。

スマホのダークモードとは

ダークモードにするメリット

ここからは、ダークモードを使用するメリットを紹介します。

ダークモードにするメリット

バッテリーが長持ちする

有機 EL ディスプレイを搭載しているスマホの場合、ダークモードを使用することで省電力効果が期待できます。有機 EL ディスプレイは、独立した RGB(赤・緑・青)三原色の素子が発光し、黒色の表示には発光を必要としないからです。つまり、画面上に黒色が多いほど省電力につながるため、ダークモードを設定して黒色の割合を増やすことで、バッテリーの消費を抑えられます。

一方、液晶ディスプレイは色に関わらず、背後から光を出すバックライトが常に点灯しています。そのためダークモードにしても、バッテリーの消費を抑える効果は限定的です。

暗い場所で画面が見やすくなる

ダークモードの黒色基調の背景は、画面全体の輝度が下がるため、就寝時の暗い部屋や夜間に外出先で使用するときはまぶしさなどが軽減され画面が見やすくなる場合があります。

一方で、日中や明るい場所では画面が暗くて見えづらく感じることもあるかもしれません。場所や時間を考慮してダークモードを使用しましょう。

また、Android スマホには「夜間モード」という機能もあります。オンにすると、画面の色が黄味がかった色に変わり、視認性の向上などが期待できます。

ダークモードの設定方法

ここからは、ダークモードの設定をオフ、オンにする手順を紹介します。

機種によっては、デフォルトでダークモードが有効になっている場合があります。

【Android 10 以降の手順】

  1. 設定アプリを開きます
  2. [ディスプレイ] をタップします

設定アプリの[ディスプレイ]をタップする画面

  1. [ダークモード] をオフまたはオンにします

[ダークモード]をオフにした画面

なお、これまでのスマホは白を基調としたライトモードがデフォルトでした。最近のスマホでデフォルトがダークモードとなり、いきなり画面が暗く困惑されている方もいるかもしれません。これまでどおり、ライトモードで画面をで利用したい場合は、ダークモードをオフにするとよいでしょう。

ダークモードに切り替わるスケジュール機能

ダークモードはスケジュールを設定できます。設定すると指定した時間帯に自動的に画面がダークモードに切り替わります。

【スケジュールを設定する方法】

  1. 設定アプリを開きます
  2. [ディスプレイ] → [ダークモード] の順にタップします

[ダークモード]をタップする画面

  1. [スケジュール] をタップします

[スケジュール]をタップする画面

  1. [指定した時間に ON]、[日の入りから日の出まで ON] のどちらかを選択します

[指定した時間に ON]か[日の入りから日の出まで ON]を選択する画面
[指定した時間に ON] を選択した場合は、開始時間と終了時間を設定できます

ダークモードの開始時間と終了時間を確認する画面

なお、ダークモードはクイック設定からもオンオフの切り替えが可能です。

意図せず、ダークモードになった場合は

Android スマホで標準搭載されているダークモードですが、普段、ライトモードに設定していたのに意図せずダークモードに切り替わってしまった場合もあるかもしれません。このような場合の原因と対処方法を紹介します。

意図せず、ダークモードになった場合は

バッテリー セーバーを使用している

ダークモードをオンにしていないのに暗いカラーパターンが表示されている場合は、バッテリー セーバーがオンになっているかどうかを確認しましょう。バッテリー セーバーをオンにすると自動的にダークモードが設定されます。スマホの充電が減っている場合は、電源に接続しましょう。

【バッテリー セーバー確認する方法】

  1. 設定アプリを開きます
  2. [バッテリー] → [バッテリー セーバー] をタップします
  3. [バッテリー セーバーを使用] がオンになっているか確認します

[バッテリー セーバーを使用]をオフにした画面

ダークモードを活用して快適にスマホを使おう

Android スマホに搭載されているダークモードは、画面を黒色基調に切り替えるモードのことで、最近ではデフォルトで設定されていることも多い機能です。ダークモードに設定すると、バッテリーが長持ちする効果が期待できます。夜間や暗い室内など時間帯によっては画面が見やすくなるでしょう。

ダークモードの機能や設定方法を知ることで、ご自身に合った画面背景の明るさの切り替えが可能です。スマホを快適に使うためにもダークモードを試してみてはいかがでしょうか。

※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。

※本記事は、2024 年 5 月時点に Google Pixel 8(Android 14)で検証しました。

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