スマホの画面が割れたまま使っても大丈夫? 対処方法もあわせて解説
スマホの画面が割れたまま使っても大丈夫? 対処方法もあわせて解説

スマホの画面が割れたまま使っても大丈夫? 対処方法もあわせて解説

2023.01.05

スマホの画面が割れたまま使っても大丈夫? 対処方法もあわせて解説

スマホは、多くの人が日常的に持ち歩くものです。家の中でも外出先でも扱う機会が多いため、落としたりぶつけたりといったトラブルで、画面が割れてしまうこともあります。現在、スマホの画面が割れている状態で、「このまま使い続けても大丈夫だろうか」と心配している方もいるのではないでしょうか。本記事では、スマホの画面が割れたまま使い続けるとどうなるのかや、スマホの画面が割れている場合の対処方法について解説します。

スマホの画面が割れたまま使い続けるとどうなる?

スマホの画面が割れた状態で使い続けるとどうなるのでしょうか。まずは、スマホの画面割れについてのリスクをみていきましょう。

スマホの画面が割れたまま使い続けるとどうなる?

割れた画面を触ることでけがをする可能性がある

スマホはタップしたりスワイプしたりと指で画面を直接触って操作するので、割れた画面の細かいガラスや亀裂などでけがをする可能性があります。また、割れた画面に触れることで、ガラスが別の場所に飛んでしまう恐れもあるでしょう。ガラスが飛散することで、スマホの持ち主だけでなく家族や同僚、友人、ペットなどにもけがのリスクが及ぶかもしれません。

タップ操作などが困難になる

画面が割れている部分は、タップやスワイプなどの操作がしにくくなったり、表示されているものが見えづらくなったりします。たとえば、YouTube などを鑑賞する際にも、割れて見えにくい部分があると、動画を十分に楽しめないかもしれません。

スマホが操作できなくなる可能性がある

画面の破損が広範囲に及んでいる場合は、スマホの操作自体ができないといった状態になる可能性もあります。使いたいアプリが破損部分に表示されているとアプリを起動できなかったり、あるいはアプリ自体は起動できてもアプリ内での細かな操作が困難になったりする場合もあるでしょう。

スマホの内部部品を守れなくなる可能性がある

スマホ画面のカバーガラスには装置全体の剛性を担う役割もあります。ガラスが割れたまま使い続けると装置全体の剛性が低下し、基板などの内部部品を守れなくなってしまう可能性があります。

破損部分が広がる可能性がある

画面割れが一部であっても、そのまま使い続けているうちに大きな亀裂に発展することもあったり、ガラスの下にある液晶が損傷しやすくなったりします。

画面の亀裂や液晶が損傷すると、タップなどの操作ができなくなる可能性があります。データのバックアップに必要な操作もできなくなることも考えられるので、注意が必要です。

浸水のリスクが高まる

スマホの防水性能は年々高まっています。しかし、画面が割れたまま使うと、その性能を発揮できないうえ、スマホ内が浸水するリスクが高まるでしょう。なぜなら、画面の亀裂から水が入り込んでしまうからです。雨水がかかっただけでも液晶部分が映らなくなってしまうなどの故障につながる可能性もあります。

意図しない操作が発生する可能性がある

スマホの画面に触れていないにもかかわらず、画面が勝手に作動する可能性があります。意図しない操作が発生した場合、スマホをまともに操作できないばかりか、他人に迷惑をかけてしまう可能性もあるでしょう。

たとえば、スマホに触れていないのに電話したりメッセージを送信したりといった操作が起こるかもしれません。また、機種によりますが、指紋センサーや近接センサーが動作不良になることも考えられます。

前面カメラに不具合が起こる可能性がある

前面カメラにまで画面の割れが干渉すると、写りが悪くなったり、きれいな写真が撮れなくなったりする恐れがあります。スマホはガラスなどでできた画面の下にカメラが設置されている構造のものも多いため、前面カメラの真上が画面割れしてしまった場合、前面カメラの写りが悪くなる可能性があります。

また、顔認証に対応しているスマホの場合は、前面カメラ上のガラスが割れると、認証がしづらくなったり、できなくなったりすることも考えられます。

スマホの画面が割れた場合の対処方法

スマホの画面割れは、できるだけ早めに対処すると、前述したようなトラブルを回避できます。画面が割れてしまった場合の対処方法を把握しておきましょう。

スマホの画面が割れた場合の対処方法

メーカーや通信事業者で修理をする

スマホの画面が割れたら、メーカーや通信事業者へ修理の相談をしましょう。スマホ修理に関する手順はメーカーや通信事業者、各店舗によって異なります。

たとえば、Google Pixel には、保証対象内および保証対象外におけるサポート オプションが用意されているので、このサービスを使うとよいでしょう。Google Pixel を修理に出す前には、以下のような準備をしておきましょう。

【Google Pixel を修理に出す前の準備項目】

  • 保証ステータスを確認: スマホの IMEI 番号が必要です。IMEI 番号の確認方法に関する詳細はこちらをご覧ください
  • Google アカウントをバックアップ: 修理に出す前には必ずバックアップをして、スマホを出荷時の設定にリセットし、SIM カードを取り外してください。バックアップの方法についてはこちら、リセット方法についてはこちら、SIMカードの取り外しに関してはこちらのヘルプページをご覧ください
  • 修理オプションを確認してください
    持ち込みの場合: ほとんどの修理がその日のうちに完了します。修理に要する正確な時間については、最寄りの修理店にお問い合わせください。認定修理担当パートナーについてはこちらをご覧ください
    配送の場合: 修理には、スマホを発送してから 7~10 営業日を要します

事前準備が完了したら、修理依頼をします。修理依頼については、こちらをご覧ください。

また、修理期間にスマホの代替品を使う場合、修理に出すスマホから代替品へデータを移行したり SIM を入れ替えたりするケースがあるでしょう。その際の方法については、こちらもあわせてご覧ください。

※スマホの修理についてはスマホを配送、あるいは持ち込みによる対応があります。これはお住まいの地域によって異なります。

画面保護フィルムを使う

スマホの画面が割れたとき、すぐに修理に出せない場合は、画面にフィルムを貼るのも一つの対処方法になる可能性があります。フィルムを貼ることで、画面が割れたスマホを触ってけがをしたり、割れたガラスが飛散したりするリスクを軽減できるかもしれません。

しかし、これはあくまで応急処置です。割れた画面にフィルムを貼っても、操作性の低下が改善できるわけではありません。

また、あらかじめ保護フィルムを貼っておいたり、スマホケースなどを使ったりすることで、画面のひび割れや傷を防げる可能性が高まります。フィルムを選ぶ際には、画面の四隅や縁などを含め、全体を保護するフィルムを使用すると、画面が傷つきにくくなるでしょう。

保護フィルムを貼るとタッチ感度の低下が起きる場合があります。Google Pixel など一部の機種では「タップの感度の向上」という機能がありますので、設定をするとよいでしょう。

スマホの画面割れはそのままにせず、できるだけ対処しよう

スマホの画面が割れたまま使い続けると、意図しない操作が発生したり、破損部分でけがをしたりといったリスクが生じる恐れがあります。このようなリスクを避けるためには早めの対処が有効です。メーカーや通信事業者などが指定する修理担当パートナーでの修理も検討しましょう。また、普段からスマホの画面を保護するためのフィルムを貼っておくなど、割れる前に予防策を講じておくとよいでしょう。

※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。

※本記事で紹介した内容は、執筆時(2022 年 10 月)のものです。

参考:

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