スマホを消毒する方法
スマホを消毒する場合は、スマホの電源を落とし、家庭用の除菌シートなどで拭くのが一般的です。
メーカーや機種によって使用できるシートや消毒に使える成分が異なり、中にはハンドソープなどで洗える機種などもあります。
具体的な消毒方法は、消毒前に必ずご自身が利用しているスマホメーカーのウェブサイトなどで確認しましょう。主なメーカーのサポートサイトはこちらからも確認できます。
Google Pixel の場合は次の手順でスマホを消毒できます。
- スマホの電源をオフにします(充電している場合は電源を抜きます)
- スマホに接続しているケーブル類をすべて外します
- スマホを消毒します
画面などのスマホの消毒には、一般的な家庭用除菌シートまたは 濃度 70% のイソプロピルアルコール ベース(医療機器などの消毒にも使用される消毒液)のシートが使えます。
※漂白剤配合タイプのシートは、Google Pixel の消毒には使用しないようにしましょう。
手順の詳細については、ヘルプページもあわせてご覧ください。
スマホを拭いたり消毒する際の注意点
スマホは画面や背面などに、さまざまな素材が使われています。スマホを拭いたり、消毒したりする際はそれらをできるだけ傷つけないように意識しましょう。
ここからは、スマホを拭いたり消毒したりする際の注意点を紹介します。
使う布や洗剤に気を付ける
スマホを拭く際は、画面と背面、側面で使用する布やシートを変えるとよいでしょう。また、硬い布や漂白剤などを使ってスマホを拭くと、変色などの原因となる場合があります。強力な洗剤の使用やスマホに直接洗剤や圧縮空気を吹きかけるのも避けましょう。
たとえば画面を拭く場合は、糸くずの出ない柔らかい布を利用しましょう。スマホの画面にはガラス素材が使われている機種が多いため、眼鏡用クリーナーや画面拭き取りシートなどの柔らかい布を使うことで画面が傷つくのを防げる可能性があります。
背面や側面を消毒目的で拭く場合や汚れを拭き取る場合は、家庭用石鹸水を染み込ませた布や漂白剤無配合の掃除用シートを使用してもよいでしょう。ただし機種によっては、使用できない成分などもあるため、事前にご自身が利用しているスマホメーカーのウェブサイトなどで確認しておきましょう。
拭くときに力を入れすぎない
また、画面やスマホ本体を拭く際は力を入れすぎないように気を付けることが大切です。ゴシゴシと強くこするとスマホに傷がつく可能性があるので注意しましょう。
水分が入らないようにする
お手入れの際に、湿気や水分が USB ポートなどの開口部やスマホの隙間から入らないようにしましょう。スマホの画面や側面に傷がついたり、故障の原因になる可能性があるからです。
ケーブルを外しておく
スマホをの汚れを拭き取ったり、消毒したりする際には、つながっているケーブルをすべて外しておきましょう。お手入れ中にケーブルが引っ張られて破損してしまったり、電流が流れてけがをしてしまったりするリスクを軽減するためです。
これらの注意点を意識してスマホの汚れを拭き取ったり消毒したりすることで、スマホを清潔に使い続けることができるでしょう。スマホ本体のほこりや汚れをこまめに拭き取れば、長期使用でできる傷などや摩耗にも気づきやすくなります。そうすることで、スマホの外観やパフォーマンスを長く保てる可能性が高まるでしょう。
スマホの機種によってはここで紹介した内容と異なる点に注意が必要な場合もあります。ご自身の使用しているスマホの製造元のホームページなどでお手入れの際の注意点をしっかりと把握しておきましょう。
汚れやほこりの付着を防ぐ方法
スマホに汚れやほこりが付着するのを防ぎたい場合は、スマホケースや画面保護フィルムの利用を検討してもよいかもしれません。スマホケースや画面保護フィルムにはさまざまな種類があり、中には抗菌加工が施されたものもあります。
抗菌とは消毒や除菌などのように付着した菌を除去することではなく、製品の表面に付着した細菌の増殖を抑えることを指します。スマホケースや画面保護フィルムによっては、抗菌・抗ウイルス加工により細菌や特定のウイルスの増殖に対して高い抑制力があるとしている製品もあります。そのような製品ならば、消毒したスマホをより長く清潔に保つことができるかもしれません。ご自身の用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
正しくお手入れをして、スマホの清潔さや外観の美しさを保とう
スマホは、多くの方が毎日触れて利用するデバイスです。目に見えない菌がスマホに付着している可能性もあるため、定期的に消毒やお手入れをしておきたい方も多いでしょう。スマホのお手入れをする場合は各機種ごとにメーカーが推奨する方法、注意点を必ず確認し、清潔で美しい状態を保ちましょう。
※機種によって消毒方法が異なる場合がありますので、詳しいお手入れ方法については各メーカーのウェブサイトなどをご確認ください。
※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。
※本記事で紹介した内容は、執筆時(2023 年 1 月)のものです。