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新たなデザインとラインナップ。Google 社員に聞く、Google Pixel 9 シリーズの魅力

2024.11.13

普段から Google Pixel の魅力を発信している Google の「Pixel お兄さん」ことツバサさんにインタビューを行い、Google Pixel の魅力について詳しく伺いました。全 3 回掲載の 2 回目となる本記事では、Google Pixel 9 シリーズの全ラインナップについて、デザインのこだわりや新機能に至るまでたっぷり語っていただきました。

洗練されたデザインで注目を集める Google Pixel 9 シリーズ

デザインも一新された Google Pixel 9 シリーズ

ーGoogle Pixel 9 シリーズは、日本でも先行展示会が行われましたね。どの機種が人気でしたか？

多くの人が足を止めていたのは、Google Pixel 9 Pro / 9 Pro XL と、Google Pixel 9 Pro Fold の前でした。ハイエンドの Google 純正ハードウェアに対する興味や期待を強く感じましたね。熱量がすごかったです！

ーGoogle Pixel 9 シリーズ共通の特徴はなんでしょうか？

すべてに Google Tensor G4 チップを搭載しており、Google Pixel 9 シリーズで得られる体験のベースは各モデルで大きくは変わりません。

さらにパッケージの箱が 100% プラスチックフリーで作られているのも特徴です。私が言うのもなんですが、端末以外の細かい部分にも配慮している点もすごく素敵ですよね。

プラスチックフリーのパッケージ箱

ースタイリッシュなビジュアルも特徴的だと感じました。前モデルから特に大きく変わった部分はどこですか？

まずはカメラの部分のデザインが新しくなりました。この形、何かに似ていませんか？

ーもしかして……？

はい、Google の検索バーを思わせるカメラバーになっています！アイコニックですよね。

また、高級感やリッチさも Google Pixel 9 シリーズのコンセプトです。たとえば Google Pixel 9 Pro では側面はメタルで縁取られていて、背面はマットな仕上がりです。手触りもそうですし、素材の違いによる色合いのコントラストにもこだわっているんです。ラグジュアリーというか、手に持ったときの美しさが際立っています。

メタル素材の側面とマットな手触りの背面

ーそうですね！それに、持ちやすいと感じました。

これまでは四角っぽいビジュアルでしたが、Google Pixel 9 シリーズからはエッジがさらに丸みを帯びたデザインになりました。そのため手になじみやすく、持ったときにフィットします。

Google Pixel 8 Pro（左）とGoogle Pixel 9（右）

ーデザインといえば、Google Pixel 9 は気分が上がるカラーリングも印象的ですね。

Google はカラーやその名前にもこだわっているんです。Google Pixel 9 シリーズのなかでは、Google Pixel 9 のピンク系「Peony」と緑系の「Wintergreen」は明るい色ということで、展示会でもとても人気でした。

全 4 色の Google Pixel 9。左から Peony、Wintergreen、Porcelain、Obsidian。

ー柔らかいながら美しさも感じる、絶妙な色合いです。

生活の中でアクセントになる、おしゃれで温かみのあるカラーだと思います。

Google はデザインを考えるときに、生活の中になじむことを大事にしています。スマホは日常的に使うものだからこそ、持つときの気持ちまで想像してデザインしているんです。

そのためスマホも電子機器ではありますが、「テック感」よりは生活の中に融合されるようなカラーを意識しています。

遠くの景色も夜間の撮影も「Google Pixel 9 Pro / 9 Pro XL」で簡単に、美しく

Google Pixel 9 Pro シリーズのカメラ

ーGoogle Pixel 9 Pro、Google Pixel 9 Pro XL の Pro シリーズは、やはりカメラが魅力ですよね。

そうですね。高度な設定ができる「プロ設定」や AI によって動画を自動補正する「動画ブースト」といった、Pro シリーズにしかないカメラ機能があります。

Pro シリーズにしかないカメラ機能と言えば、30 倍の超解像ズーム撮影ができる望遠カメラにも注目です。拡大しても画質が粗くなりにくく、ブレづらいですし、色合いがしっかり出るんです。

ーすごいですね。暗い場所での撮影についてはいかがでしょうか？

ビデオ夜景モードで動画も撮れるようになりました。暗い夜景の中に明るい建物やライトなどがあるような、明暗差が顕著な景色でも、ボタン一つできれいな映像を撮ることができます。

ーカメラ以外の部分ではどのような特徴があるのでしょうか？

ディスプレイも特徴的で、Google Pixel 9 に比べて枠の部分が細く、その分画面が広いです。明るさは最大輝度 2,000 ニト（HDR 輝度）、ピーク輝度で 3,000 ニトまで対応しているので、より没入感がありますね。

バッテリーの面では、スーパーバッテリーセーバーを使うと最大 100 時間まで持ちます。一部のアプリしか使えなくなる機能ではありますが、バッテリーの容量に対する安心感はあると思いますね。さらに急速充電にも対応していて、約 30 分で 55% まで充電できるんです※。

※別売りの Google 45W USB-C® 充電器を使用した場合

ーカメラの進化だけでなく、使い勝手もさらに良くなったんですね！加えて、Pro シリーズは今回初めて 2 サイズ展開になりましたね。

実は、Google Pixel 9 Pro XL と前モデルの Google Pixel 8 Pro はだいたい同じ大きさなんです。今回初めて、Google Pixel 9 と同じサイズでケースも共通の 6.3 インチの Pro シリーズのデバイスが出ました。

Google Pixel 9 Pro はコンパクトに使えるのに対して、Google Pixel 9 Pro XL はより画面が大きく重厚感を感じてもらえると思います。

「Google Pixel 9 Pro Fold」で新しいスマホ体験を

Google Pixel 9 Pro Fold

ーGoogle Pixel 9 Pro Fold のアップデートした点や注目点を聞かせてください。

まずは本体の薄さですね。前回のモデルは厚さ 5.8 mm でしたが、Google Pixel 9 Pro Fold はさらに薄く、5.1 mm です。閉じた状態で 10.5 mmなので、Google Pixel 9 Pro の 8.5 mm と比較しても体感はあまり変わりません。

前作よりもさらに薄くなった Google Pixel 9 Pro Fold

薄いと強度が気になると思いますが、実は折りたたみ部分のヒンジに航空宇宙レベルの強化アルミニウム合金カバーを使っているんです。背面も前回から強度がレベルアップしていますし、安心してお使いいただけますよ。

ーディスプレイも進化したんですよね。

ディスプレイサイズは 7.6 インチから 8.0 インチと、さらに大きくなりました。Super Actua Flex ディスプレイを採用することで最大輝度 1,600 ニト（HDR）、ピーク輝度では 2,700 ニトまで明るくなり、開いても折り目にあたる部分がまったく気になりません。屋外での動画視聴でもくっきりと見えますよ。

ー操作感はどうでしょうか？

RAM が 16 GB あるので、容量をたくさん使うゲームのようなアプリでも本当にサクサク動くところも魅力です。

パワフルに使えますが、最大約 72 時間バッテリーが持ちますし、45 W の超高速充電にも対応しています。

ー開いた状態での分割スクリーン機能も便利そうですね。

そうですね。一つの画面で 2 つのアプリそれぞれを広く使えるので、スマホの新しい使い方が生まれると思います。

たとえば、旅行先でカメラの使い方を YouTube で見ながら、隣の画面でカメラを開いて撮影できるんですよ。

加えて、ビジネスシーンでも便利です。Gmail と Google フォトを開いて、ドラッグ & ドロップだけでサクッと画像を添付できます。

分割スクリーンで操作する様子