写真写りを良くしてくれる自撮りライト
写真は、光の入り方によって印象が変わります。スマホの自撮りが今一つな仕上がりになってしまうのは光量が不十分で、顔色が悪く見えてしまうことが原因かもしれません。
そこで活用したいのが、スマホ用自撮りライトです。スマホにつけたり、机に置いたりして使える自撮りライトで被写体を照らしてみましょう。
撮影するスマホ側から当たる光を順光といい、肌の色を明るくみせる効果や、瞳に光が入ることで表情が明るく見える効果があります。納得のいく自撮りを撮影するには、自撮りライトを試してみるとよいかもしれません。
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スマホ用自撮りライトの種類
スマホ用自撮りライトにはたくさんの種類があります。使い方や使用シーンが異なる 4 つの種類を紹介しますので、自分に合ったものを選びましょう。
クリップ型
クリップ型のスマホ用自撮りライトは、クリップのようにスマホを挟んで使います。他のスマホ用自撮りライトと比べると、サイズが小さく軽いものが多い傾向にあります。かばんやポケットに入れられて、持ち運びやすいのが特徴です。外出先で使いたい方や、旅行に持っていきたい方に適しているでしょう。
ただしクリップ型のスマホ用自撮りライトは、丁寧に装着しないとスマホの画面を傷つけてしまう可能性があるため、使用するときは注意しましょう。
イヤホン ジャック型
イヤホン ジャック型のスマホ用自撮りライトは、スマホのイヤホン ジャックに挿して使います。クリップ型と同じく、サイズが小さく、軽いものが多い傾向にあり、持ち運びに適しているでしょう。スマホの画面が傷つくのを避けたい方は、イヤホン ジャック型を選ぶとよいでしょう。
ただし、イヤホン ジャックが非搭載のスマホは使用できません。また、イヤホン ジャックがスマホの下部にあるなどのスマホは、使用に適していない場合があります。お手持ちのスマホで使用できるかどうかを確認しておきましょう。
据え置き型
据え置き型のスマホ用自撮りライトは、部屋の床や机のうえに置いて使います。他のスマホ用自撮りライトと比べると、サイズが大きいものが多いようです。付いている LED ライトの数が多いため、クリップ型やイヤホン ジャック型よりも明るく照らせるでしょう。
室内で自撮りを安定して撮影したい方や、毎回決まった場所で自撮りをする方に向いているでしょう。
クランプ式
クランプ式のスマホ用自撮りライトは、机などに挟んで固定して使います。固定しておけばアームを動かせるので、好きな方向から光をあてやすいのが特徴です。
室内での自撮りが多い方や、光を動かしたい方には便利でしょう。
スマホ用自撮りライトを選ぶポイント
ここからは、スマホ用自撮りライトを選ぶときにチェックしておきたいポイントを紹介します。実際にスマホ用自撮りライトを使うシーンをイメージしながら確認してみましょう。
明るさ
スマホ用自撮りライトは、製品によってライトの明るさが異なります。どれを選ぶか迷ったときは、明るさを比較してみるとよいかもしれません。
ライト本体に付いている LED の数が多いものは、より明るい傾向にあります。明るさ重視の方は、LED の数を確認しましょう。
給電方法
スマホ用自撮りライトは、製品によって給電方法も異なります。充電式、有線式、電池式など、給電方法によって稼働時間や利便性が変わります。
持ち運びがメインになる方は、電池式や充電式が便利ではないでしょうか。長時間使用する人は、有線式でコンセントにつなぎながら使用するものを選ぶと良いでしょう。
その他の機能
スマホ用自撮りライトには、明るさの調整や光の色の変更などができるもの、明るさや色の調整をリモコンで離れた場所から操作できるものもあります。便利機能や操作性で選んでみるのもよいでしょう。
Google Pixel の内蔵カメラで自撮りや画像編集を楽しもう
自撮りの写真写りにこだわるなら外付けのスマホ用自撮りライトだけではなく、スマホのカメラ機能にも注目してみましょう。
Google Pixel は内蔵カメラの機能が充実しています。自撮りをするときに、肌の質感や瞳の光の具合などを調整する「顔写真加工」や、光量を調整して明るく撮影する「自撮り写真のフラッシュ照明」などの機能もあります。使いこなせば、理想に近い自撮り写真が撮影できるでしょう。
自撮りで使える便利な機能
Google Pixel カメラの便利な機能を紹介します。
【顔写真加工を使う手順】
- スマホで Google カメラ アプリを開きます
- 切り替えアイコンをタップして、前面カメラに切り替えます
- 画面上部の設定アイコンをタップします
- [顔写真加工] から [弱] または [スムーズ] のいずれかを選択します
【自撮り写真のフラッシュ照明を使う手順】
- スマホで Google カメラ アプリを開きます
- 切り替えアイコンをタップして、前面カメラに切り替えます
- 画面上部の設定アイコンをタップします
- 光量の調整から [自撮り写真のフラッシュ照明] のアイコンをタップします
撮った写真は Google フォトの画像編集でよりきれいに
Google Pixel や Android スマホのほとんどに購入時からインストールされている Google フォト アプリを使えば、画像の編集が簡単でしょう。
自撮りの場合は、人物が写る写真の明るさを調整できるポートレート ライト機能がおすすめです。ポートレート ライトは、暗く映った部分などを照明のように別の方向から光を当てて、顔周りなどを照らして明るくすることができます。この機能は、4 人以下の上半身ショットの場合のみ使用できる機能です。
【ポートレート ライト機能を使う手順】
- Google カメラ アプリまたは、Google フォト アプリで、編集する写真を開きます
- 写真編集アイコンをタップします
- [ツール] から [ポートレート ライト] をタップします
- ライトを当てたい場所に白いリングを移動します
明るさ調整は、自動または手動で行います。明るさを自分で設定する場合は、スライダーで調整しましょう。明るさをスマホに任せる場合は、[自動] をタップします。
自撮りライトや内蔵カメラで理想の写真を撮ろう
自撮りライトを使用することで肌の色が明るく見えたり、目鼻立ちがくっきりして表情が明るく見えることで、写真写りを良くできるでしょう。クリップ型や据え置き型など種類がいくつかあるので、使用シーンや欲しい機能に合わせて選ぶと便利です。
また、Google Pixel は内蔵カメラの機能が充実しており、自撮りライトなしでも明るい写真が撮影できるでしょう。顔写真加工やフラッシュ照明や Google フォトの画像編集機能を使って、理想の自撮り写真に仕上げてみてはいかがでしょうか。
※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。
※本記事は、2022 年 10 月時点に Google Pixel 6(Android 13)で検証しました。