Google アプリの主な 3 つの機能
Google アプリには、主に [Discover]、[検索]、[コレクション] の 3 つの機能があり、アプリを開くと画面下部にタブとして表示されます。それぞれの活用方法は以下のとおりです。
興味のあるニュースなどをチェックできる Discover
[Discover] タブでは、ユーザーの興味関心に応じたコンテンツが自動で表示されます。現在地の天気や気温などもリアルタイムで更新されるのも特徴の一つです。
また、気になる情報のハートマークをタップしたり興味があるキーワードを登録したりすることで、よりユーザーの興味関心に近いトピックが表示されるようになります。最新ニュースはもちろんのこと、映画やレシピ、ファッションのトレンドや新作ドラマの情報なども日々届くため、アプリをチェックすることが楽しくなるでしょう。
気になることはすぐに調べられる検索タブ
[検索] タブでは、テキスト、音声、画像を用いた Google 検索ができます。他のデバイスで検索した検索ワードも表示されるため、パソコンでの調べ物の続きをスマホで行うといった使い方も可能です。
また、検索バーの中にあるマイクアイコンをタップすれば音声入力もできます。レンズアイコンをタップすれば Google レンズが起動し、カメラで目の前にあるものを撮影して検索することも可能です。Google レンズについては後述します。
ウェブサイトやマップのお気に入りをチェックできるコレクション
[コレクション] タブでは、ユーザーが登録したお気に入りのサイトや画像、場所などを閲覧できます。たとえば、後で確認したいと思ったレシピや観たい映画、行ってみたいカフェや観光スポットなどの情報を保存しておき、まとめてチェックできます。
コレクションはいくつでも自由に作成でき、コレクションごとに情報を分類して収集できます。また、作成したコレクションを他の人と共有することもできます。
Google アプリの使い方
ここでは Google アプリの各機能について、使い方を詳しく紹介します。
Discover の使い方
[Discover] タブには、基本的には自動的に情報が集約されますが、以下の操作を行うことで、よりユーザーの好みにマッチしたトピックを表示できます。表示のカスタマイズ方法は以下のとおりです。
- Google アプリを起動
- 画面右上の Google アカウントのアイコンをタップ
- [設定] をタップ
- [興味 / 関心を管理] をタップ
- [興味、関心] をタップ
ユーザーの [興味、関心] はゼロから登録するのではなく、Google 検索の履歴などの行動に基づいたキーワードが自動的に表示されます。頻繁に検索するワードや直近に検索したワードなどが一覧になっていますので、あなたが興味や関心を持っているものは追加アイコンをタップしましょう。
中には検索をしたものの、興味がないワードが含まれているかもしれません。その場合はブロック アイコンをタップしましょう。すると、そのワードに関するトレンド情報などは表示されなくなります。
Discover 自体を非表示にしたい場合は、以下の手順で操作しましょう。
- Google アプリを起動
- 画面右上の Google アカウントのアイコンをタップ
- [設定] をタップ
- [全般] をタップ
- [Discover] をオフ
Google レンズの使い方
目の前にある物や建物の名前を知りたいときは Google レンズが役に立つでしょう。検索バーのカメラアイコンをタップすると、Google レンズが起動します。Google レンズでは物や場所の名称、販売価格などをリサーチできます。
気になる服や家具などに Google レンズを向けることで、語句を入力せずともそのアイテムや、それに近いものを検索できます。
外国語の看板など、読めないものも Google レンズを使うことで翻訳することができます。
コレクションの使い方
[コレクション] タブは、ユーザーが気に入ったサイトや画像、場所などを集約できるスペースです。コレクションは以下の手順で作成します。
- Google アプリ を起動
- [コレクション] タブをタップ
- 新しいコレクション アイコン(+)をタップ
- コレクションに名前を付けます
- [作成] をタップ
- 保存するコンテンツを検索します
サイトをコレクションに保存する方法は以下のとおりです。
- Google アプリを起動
- 検索して保存したい結果をタップ
- [コレクションに追加] アイコンをタップ
画像をコレクションに保存する方法は以下のとおりです。
- Google アプリを起動く
- 検索して保存する画像をタップ
- [追加] をタップ
場所をコレクションに保存する方法は以下のとおりです。
- Google アプリを起動
- 検索して保存したい場所をタップ
- [保存] をタップ
- リストに保存から [お気に入り] をタップ
Google アプリと Chrome アプリの使い分け
シンプルかつ多機能な Google アプリですが、Chrome アプリとの使い分けが気になる方も多いのではないでしょうか。Google アプリも Chrome アプリも検索を活用することで、ウェブサイトのさまざまな情報を確認できますが、複数のサイトを並行して検索する際には、タブ機能がある Chrome アプリの方が便利です。
また、Chrome アプリはパソコンやタブレットなど他のデバイスとも同期が可能なため、ブックマークやパスワード、住所などさまざまな情報を共有することができます。同期したい項目は個別に選択できるので、たとえばブックマークだけを同期するという使い方も可能です。ウェブを総合的に活用できるのが、Chrome アプリの特徴といえるでしょう。
一方で、Google アプリは気になったことを手軽に素早く検索する場合に適しています。特に Discover にはユーザーの興味に合わせたトピックが自動的に届くため、定期的に最新情報をチェックしたいときに役に立つでしょう。
Google アプリを活用して情報をスマートに取り入れよう
Google アプリはニュースやトレンド、天気予報といった最新情報を確認できるうえに、気になったことをすぐに検索できるアプリです。お気に入りのサイトや画像、場所などを登録できるコレクションを用いれば、関心の高い情報を 1 か所に集約できます。さまざまな情報をスマートにキャッチしたい方は、Google アプリを活用してみましょう。
※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。
※本記事は、2022 年 10 月時点に Google Pixel 6 (Android 13)で検証しました。
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