Android の画面がちらつく原因
Android スマホやタブレットなどのデバイスにおいて、利用中に画面がちらつくことがあるようです。この現象が起こると、スマホやタブレットの画面が見にくくなったり、不便を感じたりすることもあるでしょう。
画面がちらつく原因はさまざまで、インストールしているアプリやデバイスの設定、ハードウェアの不具合などが考えられます
画面がちらつく場合の対処方法
画面のちらつきが起こった場合には、Android スマホやタブレットなどに不具合がないか、基本的なトラブル対処方法を試してみましょう。
※ここで紹介する対処方法については、Android のバージョンやデバイスの種類によって手順が異なる場合があります。
Android スマホやタブレットを再起動する
Android デバイスが正常に動作していないと感じる場合には、再起動を試してみましょう。再起動の手順は以下のとおりです。
- ほとんどのスマホやタブレットでは、電源ボタンを30秒ほど長押しして、再起動するのを待ちます。
- 画面上の「再起動アイコン」をタップする必要がある場合もあります。
セーフモードで原因を探る
画面のちらつきは、インストールしたアプリが原因である場合も考えられます。そこで試しておきたいのがセーフモードでの原因究明です。セーフモードで Android を起動することで、購入時にインストールされていたアプリ以外が「インストールされていない状態」で起動できます。つまり、購入時の状態の動作を確認できるということです。セーフモードで起動して画面のちらつきが直った場合は、あとからインストールしたアプリが原因である可能性が考えられます。
セーフモードで原因を探るには、以下の手順を参考にしてください。
- セーフモードをオンにします。
- 画面をタップします。
- セーフモードで画面が機能する場合は、アプリが問題の原因である可能性があります。
- セーフモードをオフにします。
- 最近ダウンロードしたアプリを1つずつアンインストールして、問題の原因となっているアプリを特定します。問題の原因となっているアプリを削除した後、削除した他のアプリを再インストールできます。
※セーフモードへの切り替え方法については、デバイスによって異なる可能性がありますので、デバイスのメーカーサイトをご確認ください。
画面をテストする
ちらつきのある Android デバイスの画面の反応をテストしてみましょう。画面を指でドラッグしてみることで、画面の一部に原因があるなどの症状がわかるかもしれません。
- 画面の左上隅をタップします。
- 指を持ち上げることなく、ゆっくりと右下隅までドラッグします。画面の反対側の隅に届くまでに10数えられる程度のゆっくりとした速度で指を移動してみてください。
- クイック設定と通知を画面下部までドラッグできる場合
問題の原因は画面の一部の領域ではありません。下記のスマホを出荷時設定にリセットする方法(後述)をご覧ください。 - クイック設定と通知をドラッグしているときに元に戻ってしまう場合
テストを繰り返します。通知シェードが再び元に戻る場合は、画面上の同じ場所で戻るかどうかをメモし、デバイスのメーカーに問い合わせてみましょう。
開発者向けオプションを無効にする
Android デバイスには開発者が利用するためのオプションがあります。このオプションを無効にすることで、画面のちらつきをはじめとした動作の不具合が改善されることもあります。
以下の手順に従って、開発者向けオプションを無効にしてみてください。
- Android スマホやタブレットの設定アプリを開きます。
- [システム] → [開発者向けオプション] をタップします。この項目が表示されるのはデベロッパー向けの設定を有効にしている場合のみです。
- [開発者向けオプション] を無効にします。
これらの対処方法でも改善しない場合は、メーカーへお問い合わせください。
Android の画面がちらつく場合には各対処方法を試してみよう!
Android デバイス画面のちらつきには、さまざまな原因があります。画面がちらついて気になるという方は、デバイスの再起動やセーフモードでの原因究明などの対処方法を試してみましょう。どうしても直らない場合は、メーカーへ問い合わせてみてください。あなたのデバイスの状態に応じて、対処方法を試してみましょう。
※本記事で紹介した内容は、一部ご利用になれないデバイスなどもあります。本製品またはその一部の機能などを利用できるかどうかは OEM およびデバイス メーカーによって異なります。