Android スマホのライト機能
一般的な Android スマホには、背面にライトが搭載されています。このライトは写真撮影する際のフラッシュ ライトとして使用できますが、自由に点灯と消灯を切り替えられるため、懐中電灯の代わりにもなります。
たとえば地震や大雨などで停電が起きた場合、スマホのライト機能を使えば、手元を明るく照らすことができます。災害時や緊急時でなくても、明かりの少ない場所で探し物をしたいときなど、日常的に有効活用できるでしょう。
また Android スマホのライト機能は、Google アシスタントで音声操作を行うことも可能です。スマホに話しかけるだけで明かりをつけたり消したりできるため、暗闇の中でスマホを落としてしまったときなどにも役立ちます。
Android スマホのライト機能の使い方
ここでは、Android スマホのライト機能の使い方を 3 つ紹介します。状況や用途に合わせて、それぞれ使い分けてみましょう。
※ここで紹介する方法は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。
クイック設定からライトをつける
Android スマホのライト機能は、クイック設定パネルから操作することで簡単にオンとオフを切り替えられます。クイック設定パネルは、画面の上部から下部にスワイプするだけですぐに表示できるため、緊急時にも使いやすいでしょう。
【クイック設定からライトをつける手順】
- 画面上部から下にスワイプします
- [ライト] をタップしてオン / オフを切り替えます
音声操作でライトをつける
Android スマホに搭載されている Google アシスタントを使用して、音声操作でライトをつけることも可能です。「OK Google」と話しかけることで、ライトのオンとオフの切り替え指示ができるため、暗闇でスマホを見失ってしまったときや、手がふさがっている場面でも操作できて便利です。
【音声操作でライトをつける手順】
- スマホに「OK Google」と話しかけます
- ライトをつけたい場合は「ライトをつけて」、消したい場合は「ライトを消して」などと話しかけます
※「ライトをオン / オフ」や「懐中電灯をつけて / 消して」などの言葉でも、音声操作によるオンとオフの切り替えは可能です。
クイックタップ(背面タップ)でライトをつける
クイックタップとは、Google Pixel シリーズのスマホの背面をタップする(叩く)ことで、事前に設定したアクションを起動できる機能のことです。
クイックタップの設定にライトのオンとオフの操作を割り当てておけば、ホーム画面からライトを起動しなくても、スマホの背面をトントンと 2 回タップするだけで点灯と消灯を切り替えられます。
急いでいる場面でも、すばやくライトを点灯できて便利でしょう。
※クイックタップは、Google Pixel 4a(5G)以降の Google Pixel シリーズで使える機能です。使用するには、Android 12 以降の Android OS をインストールしておく必要があります。
【クイックタップでライトを割り当てる手順】
- スマホの設定アプリを開きます
- [システム] をタップします
- [ジェスチャー] をタップします
- [クイックタップでアクションを開始] をタップします
- [クイックタップの使用] をタップしてオンにします
- [ライトを切り替える] をタップします
暗い場所での作業や緊急時に、スマホのライト機能を活用しよう
懐中電灯の代わりとしても使える Android スマホのライト機能は、手動でオンとオフの切り替えができるのはもちろん、Google アシスタントを使用した音声操作も可能です。たとえば突然の停電によって周囲が真っ暗になってしまったときでも、「OK Google」と話しかけることでスマホの明かりをつけることができます。
さらに、スマホの画面をスワイプするだけで呼び出せるクイック設定パネルや、背面をタップするだけで起動できるクイックタップを活用すれば、より簡単にライトの切り替えが行えるようになります。
暗い場所で手元を照らす作業用電灯や、いざというときの防災対策として、Android スマホのライト機能の使い方を覚えておきましょう。
※本記事で紹介した内容は、Android のバージョンや機種によって異なる場合があります。
※本記事は、2023 年 10 月時点に Google Pixel 6(Android 13)で検証しました。